「IoT・5Gセキュリティ総合対策2020」でパブコメ実施 - 新コロ環境での対策も
総務省は、IoTや5G時代に適したセキュリティ対策のあり方についての検討結果を整理した「IoT・5Gセキュリティ総合対策2020」のパブリックコメント案を公開した。6月25日まで意見を募集する。
同省が開催するサイバーセキュリティタスクフォースでは、IoTに関するセキュリティ対策の推進に向けて取り組むべき課題を整理。2017年に「IoTセキュリティ総合対策」を策定、2019年8月には「IoT・5Gセキュリティ総合対策」として改定している。
さらにその後の状況変化を踏まえ、IoTと5G時代のセキュリティ対策のあり方について検討。今回「IoT・5Gセキュリティ総合対策2020」として取りまとめた。
同案では改定にあたっての主要な課題として、新型コロナウイルス感染症への対応を受けたセキュリティ対策の推進や、5Gの本格開始にともなうセキュリティ対策の強化、サイバー攻撃に対する電気通信事業者のアクティブな対策の実現、国内のサイバーセキュリティ自給率向上に向けた産学官連携の加速などを盛り込んでいる。
同省では、同案に対する意見募集を実施。意見は電子政府の総合窓口「e-Gov」、メール、郵送、ファックスで受け付ける。締め切りは6月25日17時必着。
(Security NEXT - 2020/06/10 )
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