3月はフィッシング報告数が約2倍 - 悪用URLは4倍超
2026年3月におけるフィッシング攻撃の報告件数は前月から約114.3%増となった。悪用されたURLは、約4倍と急増している。
フィッシング対策協議会によれば、3月に同協議会へ寄せられたフィッシング攻撃の報告は12万2381件。前月の5万7096件から約114.3%増と倍増。1日あたり約3947.8件の報告が寄せられた。
2月は大幅に減少して2年ぶりに5万件台へと落ち着きを見せたものの、一転して増加に転じた。20万件前後で推移した1月以前の水準には及ばないものの、予断を許さない状況となっている。
カテゴリとしては「EC関連」が約38.3%、「クレジット、信販関連」が約25.2%で目立つ。「証券関連(約12.0%)」「航空関連(約7.7%)」「配送関連(約2.8%)」「官公庁関連(約2.7%)」「オンラインサービス関連(約2.3%)」と続き、前月と比較すると、EC関連と航空関連、官公庁関連の増加が見られた。
フィッシング攻撃で悪用されたURLは6万9936件。前月の1万7073件から約309.6%増となり、直近2年間で7番目に多い件数だった。直近1年間を見ても2025年7月の8万5272件、翌8月の7万6283件に続く3番目となる。1日あたりに換算すると2256.0件だった。

フィッシングの報告や悪用されたURLの件数推移(グラフ:フィ対協の発表をもとに独自に作成)
(Security NEXT - 2026/05/12 )
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