複数の人気スマホ、地域による脆弱性格差が存在
「Android」を搭載する一部スマートフォン端末が、設定する地域などによってセキュリティレベルに差異が生じることがわかった。
複数の大手メーカーが提供するデバイスに、地域固有のデフォルト設定や利用するSIMカードの提供国によって安全性に差異が生じるとする調査結果をF-Secureが発表したもの。
数年にわたり調査を進めた結果明らかとなったもので、国内で流通する「Samsung Galaxy S9」「Huawei Mate 9 Pro」や「Xiaomi Mi 9」といった人気機種からも見つかっている。
同社によれば、地域の設定や搭載するSIMカードによって端末メーカーが追加するアプリや設定に差異が存在。脆弱性が生じる原因となっているという。同じデバイスであっても、条件次第で低いセキュリティレベルで提供されることになると指摘している。
たとえば中国で利用する場合、「Google Play」へのアクセスが禁止されているため、端末メーカーが用意した独自のアプリストアが利用されるが、「Huawei Mate 9 Pro」に搭載された「Huawei AppGallery」では、脆弱性「CVE-2018-7931」「CVE-2018-7932」が発見された。
「Huawei iReader」に明らかとなった「CVE-2017-15308」「CVE-2017-15309」「CVE-2017-15310」と組み合わせることで、攻撃者によって、コードを実行されたり、デバイスからデータが盗まれるおそれがある。
(Security NEXT - 2020/05/26 )
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