「Adobe Bridge」にアップデート - 深刻な脆弱性14件などに対処
「Adobe Bridge」に17件の脆弱性が含まれていることがわかった。このうち14件は深刻な脆弱性となっている。
Windows版の「Adobe Bridge」にあわせて17件の脆弱性が明らかとなったもの。悪用されるとリモートでコードを実行されたり、情報が漏洩するおそれがある。
バッファオーバーフローやメモリ破壊、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性、域外メモリへの書き込みなど、このうち14件については、3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
また重要度が1段階低い「重要(Important)」とされる域外のメモリを読み込みに起因した情報漏洩の脆弱性3件に対処した。
同社は、WindowsおよびmacOS向けに最新版となる「同10.0.4」をリリース。適用優先度は3段階中もっとも低い「3」としており、任意のタイミングでアップデートするよう利用者へ呼びかけている。
今回明らかとなった脆弱性は以下のとおり。
CVE-2020-9555
CVE-2020-9562
CVE-2020-9563
CVE-2020-9568
CVE-2020-9553
CVE-2020-9557
CVE-2020-9558
CVE-2020-9554
CVE-2020-9556
CVE-2020-9559
CVE-2020-9560
CVE-2020-9561
CVE-2020-9564
CVE-2020-9565
CVE-2020-9569
CVE-2020-9566
CVE-2020-9567
(Security NEXT - 2020/04/30 )
ツイート
PR
関連記事
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を