Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

東芝製HDD向けパスワードツールの脆弱性修正版がリリース

東芝デバイス&ストレージが提供するWindows用パスワードツールに脆弱性が明らかとなった問題で、同社は脆弱性を修正したプログラムをリリースした。

同社外付けハードディスク「CANVIOシリーズ」向けに提供されている「Windows用パスワードツール」に脆弱性「CVE-2020-5569」が明らかとなったもの。

同社は、脆弱性が含まれるプログラムの提供を3月10日に停止。脆弱性を公表してアンインストールするよう呼びかけるとともにアップデートの準備を進めていることを明らかにしていた

同社は、4月28日に脆弱性を修正した「同1.40.0410」をリリース。利用者へ最新版を利用するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/04/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

CMS「Drupal」の二要素認証モジュールに認証回避のおそれ
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開