Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Microsoft Teams」導入時は最新版のインストーラーを

マイクロソフトは、従来より指摘を受けていた「Microsoft Teams」のインストーラに関する脆弱性を解消した。

意図しないライブラリファイルを読み込む脆弱性「CVE-2019-5922」について、2月にリリースした「Microsoft Teams 1.3.00.362」で脆弱性を解消したもの。すでに導入済みのソフト本体については影響を受けない。

同脆弱性は、2019年にNTTセキュアプラットフォーム研究所の中島明日香氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を進めてきた。

セキュリティ機関では、同ソフトを導入する際は、最新のインストーラーを利用するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/04/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目