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レクサスなど複数トヨタ車DCUに「BlueBorne」脆弱性

同脆弱性が悪用されると、「DCU」のroot権限を奪われるおそれがある。指摘を受けたトヨタ側でも一部機能が遠隔で操作されるおそれがあることを確認した。

トヨタは脆弱性の公表にあたり、近距離から攻撃を行う必要があり、行える操作についても、車両のアクセルやブレーキ、ステアリングといった車両運動制御に直接関わる操作は含まれないとしている。

現在販売中の車両は、すでに対策済みで、過去に販売された対象車両については、ソフトウェアのアップデートをリリースした。

一方Keen Labは公表したレポートで、「BlueBorne」以外にも複数の問題を指摘し、組み合わせて悪用されるおそれがあると指摘している。

(Security NEXT - 2020/03/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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