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「SODプライム」不具合、最大6万8898人に影響 - 最大5000円の補償方針

同社によると、問題が発生したこれら時間帯にのべ14万7689回のアクセスがあり、最大6万8898人のニックネームやメールアドレス、購入履歴、視聴履歴、レビューリスト、投稿動画などが閲覧された可能性がある。

さらにこのうち564人には、氏名や住所、電話番号といった配送情報が登録されており、閲覧されたおそれがあるという。

原因について同社は、従来よりコンテンツの配信サーバにCDNサービスを使用しているが、あらたにユーザー情報を扱うフロントサーバにもCDNサービスを導入したところ、キャッシュすべきでない情報をキャッシュしたと説明。

設定内容を見直し、再開したものもCDNサービスで適切に反映されなかったとしている。反映されなかった原因はわかっていない。またどの会員がどの会員情報に対してアクセスが可能だったかも、特定できていないとしている。

(Security NEXT - 2020/03/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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