Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

応募フォームを誤キャッシュ、別人情報を表示 - 長崎文化放送

長崎文化放送は、視聴者プレゼントの応募フォームにおいて誤設定があり、応募者に関する一部個人情報が流出したことを明らかにした。

同社によれば、10月12日から15日にかけて、同社ウェブサイト上のフォームより応募を行うと、入力ページや入力内容の確認ページに、関係ない他応募者に関する氏名や住所、電話番号、年齢、メールアドレスなどが表示されるおそれがあったという。

誤表示された可能性があるのは、応募総数518件のうち最大78件。10月18日の時点で、2件の誤表示が確認されている。

入力フォームで利用するキャッシュサーバの保持時間が適切な秒数に設定されておらず、一定時間に複数の応募が集中したことも重なったという。

同社ではウェブサイトの保守委託会社に指示し、キャッシュサーバの保持時間について修正し、検証を行って同様の問題が発生しないことを確認したとしている。

(Security NEXT - 2024/10/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ