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豚肉製品通販サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性

豚肉の加工食品を扱う通信販売サイト「恋する豚研究所・ネットストア」が不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報が流出した可能性があることがわかった。

同サイトを運営する恋する豚研究所によれば、2018年12月9日から2019年5月8日にかけて同サイトで決済した顧客のクレジットカード情報が流出し、一部が不正利用された可能性があるという。

システムの脆弱性を突く不正アクセスが原因で、顧客286人が利用したクレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードなどが流出した可能性がある。

2019年5月8日に情報流出の可能性についてクレジットカード会社より指摘があり、クレジットカード決済を停止。同年8月31日に外部事業者による調査結果を受け取っていた。

同社では、2019年10月2日に警察へ被害を届け、個人情報保護委員会に対して報告。対象となる顧客に対しては、2020年2月26日より、書面を通じて事情の説明や謝罪を進めている。

(Security NEXT - 2020/02/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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