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多治見市の複数小中校で不正アクセス - 迷惑メール1.6万件送信

多治見市内の小中学校5校においてメールアカウントが第三者によってログインされ、意図しない大量のなりすましメールが送信されたことがわかった。

岐阜県によれば、同市5校においてメールアカウントが不正アクセスされたもの。そのうち3校のメールアカウントから無関係のメールが大量に送信された。

2025年11月5日9時前から翌6日6時半過ぎにかけて約1万6000件のメールアドレスに対してメールが送信されており、無関係のメールアドレスに対して返信を求める内容が記載されていた。

11月6日、3校から送受信した覚えのないメールが多数確認されたと同県に報告があり問題が判明。同日、市内小中学校21校においてメールを停止。不正アクセスの経路を遮断した。

メールアカウントに設定されていたパスワードが脆弱なものだったため、類推されて不正ログインを許したと見られている。

不正アクセスが確認されなかった16校については、翌7日よりメールの利用を再開。のこる5校については、セキュリティ対策を確認し、監視体制を強化したうえで同月14日よりメールの利用を再開している。

(Security NEXT - 2025/12/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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