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マルウェア「LODEINFO」を検知 - JPCERT/CCが解析情報を公開

ファイルを解析していく過程で、GitHubで公開されているPNGファイルのエンコードソフト「LodePNG」と多く類似するコードが見つかったという。一方で「LodePNG」そのものの機能を悪用する部分は見つかっておらず、因果関係はわかっていない。

またマルウェアには「v0.1.2」とバージョン情報が含まれており、デバッグに用いたと見られる文字列が複数見つかっており、開発途中の可能性があると同センターは指摘。

同センターでは、今回把握したマルウェアのハッシュ値や通信先となっていた3件のIPアドレスを公開。今後も同マルウェアを用いた攻撃が展開されるおそれもあるとして警鐘を鳴らしている。

(Security NEXT - 2020/02/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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