Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Lenovo製インフラ管理ソフトに情報漏洩のおそれ

Lenovoが提供するインフラ管理ソフトウェア「Lenovo XClarity Administrator(LXCA)」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。

同ソフトウェアにおいて、ユーザー名やライセンスキー、IPアドレス、暗号化されたパスワードハッシュなど含む構成ファイルの情報へ認証なくアクセスが可能となる情報漏洩の脆弱性「CVE-2019-6193」が判明した。

さらにXML外部実体参照(XXE)の脆弱性「CVE-2019-6194」やクロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2019-19757」が明らかとなっている。

共通脆弱性評価システムであるCVSSv3.1においてもっともスコアが高い「CVE-2019-6194」が「7.5」とされており、のこる2件についてはそれぞれ「5.7」「5.4」だった。

同社はパッチ全体について重要度を「中(Medium)」とレーティング。「同2.6.6」で脆弱性を修正したという。

(Security NEXT - 2020/02/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正