Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

防衛省「注意情報」が流出した可能性 - 三菱電機

三菱電機が不正アクセスを受け、機密情報や個人情報が外部へ流出した可能性がある問題で、同社はこれらに防衛省の「注意情報」が含まれていたことを明らかにした。

同社では、2019年6月に端末で不審な挙動を検知。不正アクセスによって約200Mバイトのデータが外部に流出した可能性があることを公表しているが、防衛省へ報告の準備を進める過程で、あらたに防衛省の「注意情報」が含まれていることが2月7日に判明したという。

防衛省では、関与がない職員へみだりに知られると、業務の遂行に支障を与えるおそれのある文書について、「注意」と表示することを定めている。

これまで同社は、人事関連情報や技術資料、営業資料など内部情報が流出した可能性があるとしつつも、社会インフラに関する機微情報や、機密性の高い技術情報、取引先の重要情報の流出については否定していた。

今回の問題を受け、防衛省では情報が流出した場合の影響について確認作業を進めており、同社では同省の指示に従い、対応を進めるとしている。

(Security NEXT - 2020/02/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サーバに不正アクセス、個人情報10万件超が流出の可能性 - マツダ
体臭関連製品扱う通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
CMS経由でウェブサーバ侵害、150サイトを運用 - 山形大
アカウント管理システムに不正アクセス、個人情報流出の可能性 - 日本ゼオン
オンラインショップに不正アクセス、個人情報流出の可能性 - 日本料理店
レストラン運営会社の顧客管理システムに不正アクセス
不正アクセスでクレカ情報など個人情報が流出した可能性 - 倉敷帆布
国際協力NPOに不正アクセス - クレカ情報など個人情報が流出か
食肉加工品の通販サイトに不正アクセス - リニューアル直後に判明
第三者が子会社従業員になりすまし不正アクセス - スカパーJSAT