Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

脆弱な「Citrix ADC」の探索行為が観測される - 高まる悪用リスク

「Citrix ADC」や「Citrix Gateway」に深刻な脆弱性「CVE-2019-19781」が見つかった問題で、脆弱性を探索していると見られる動きが観測されている。同製品を採用するクラウドサービスなどにも影響が広がっている。

「CVE-2019-19781」は、リモートより認証なしに任意のコードが実行可能となる脆弱性。脆弱性を発見、報告したPositive Technologiesは、脆弱性を悪用されるとインターネット経由で1分以内に内部ネットワークへ侵入できるとして危険性を指摘している。

SANS Instituteの研究者であるJohannes Ullrich氏によると、1月7日の時点で同脆弱性のエクスプロイトの公開は確認されておらず、実効性があるエクスプロイトが利用された形跡についても確認していないが、脆弱なシステムを探索していると見られる動きをハニーポットで観測しているという。

現時点で確認されている探索行為は、エラーが出たり、一部が正しく機能しておらず、洗練されたものとは言えないが、「Citrix ADC」の稼働状況を確認したり、脆弱なURLへアクセスする機能を備えていた。発信元として欧州や中国など4件のIPアドレスを確認したとしている。

(Security NEXT - 2020/01/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「BIND 9」に緊急脆弱性 - 1パケットでDoS攻撃が可能
Apple、「macOS Golden Gate 27」を公開 - 脆弱性210件に対処
HPEの「SD-WAN」関連製品に複数の深刻な脆弱性 - 修正版を提供
Oracle、月例セキュリティアップデートを公開 - のべ673件を修正
Apple、「iOS 27」「iPadOS 27」で多数脆弱性に対応 - 「同26.7」も公開
「Chrome 153」にセキュリティ更新 - 「クリティカル」3件含む42件
米当局、「Cisco Secure Email Gateway」の脆弱性悪用を警告
SAP、月例セキュリティ更新で新規アドバイザリ19件 - 4件は「Critical」
ホスティング事業者向け請求管理ツール「WHMCS」に深刻な脆弱性
「Cisco Secure Email Gateway」に脆弱性、悪用も - 侵害調査を呼びかけ