サポート終了目前に「OpenSSL 1.0.2u」をリリース
OpenSSLの開発チームは、最新版となる「OpenSSL 1.0.2u」をリリースした。セキュリティに関する1件の修正を実施した。「OpenSSL 1.0.2」に関しては、今回が最後のアップデートになると見られる。
今回のアップデートは、先にセキュリティアドバイザリが公開されていた脆弱性「CVE-2019-1551」に対処したもの。同脆弱性は、一部処理においてオーバーフローが生じるもので、重要度は4段階中もっとも低い「低(Low)」とレーティングされている。
セキュリティアドバイザリが公開された12月6日の時点でセキュリティアップデートは用意されていなかったが、「OpenSSL 1.0.2」のサポート終了日を2019年12月31日に控えており、開発チームでは「OpenSSL 1.0.2u」によって対処した。
(Security NEXT - 2019/12/23 )
ツイート
PR
関連記事
JSライブラリ「React」に深刻なRCE脆弱性 - 早急に対応を
ウェブアプリフレームワーク「Django」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
米セキュリティ機関、「ScadaBR」既知脆弱性の悪用に警告
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
「Android Framework」のゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 米当局
「Unbound」のDNSキャッシュ汚染脆弱性 - 追加対策版が公開
「Android」に月例パッチ、脆弱性107件に対応 - 2件ですでに悪用も
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
マルウェア対策製品「Avast Antivirus」に権限昇格の脆弱性
