Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

資格情報サイトの顧客DBにランサム攻撃 - 情報流出の可能性

具体的には、顧客1288人分の氏名、電話番号、生年月日、性別、メールアドレスなどが保存されており、そのうち236人に関しては住所も含まれる。またメールアドレスのみ797人分の情報も保存されていた。

パスワードの流出に関しては、ハッシュ化して保存していたとし、パスワード自体の流出はないと説明している。

今回の問題を受けて、同社では対象となる顧客にメールで事情を説明して謝罪。警察や情報処理推進機構(IPA)などへ届けた。サーバにおけるアクセス制御の見直しや、データベースのアカウントとパスワードの再設定を実施している。

また再発防止に向けて脆弱性診断や、ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)の設置、セキュリティポリシーの見直しなどを今後進めるという。

(Security NEXT - 2019/12/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

記者会見参加応募者の個人情報をメールで誤送信 - 太秦映画村
まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
MS、3月の月例更新で「Exchange Server」に生じた不具合に対応
「東京ガス」装うフィッシング - 「対応しないと供給停止」と不安煽る
NETGEARの一部ルータに認証バイパスの脆弱性 - 早急に更新を
「Docker」で「IPv6」の無効化が反映されない脆弱性 - アップデートで修正
重度心身障害者の助成金請求書類を紛失、支給に影響なし - さいたま市
光学メーカーのHOYA、生産供給体制が概ね復旧 - 情報流出の影響を調査
「PAN-OS」更新後の再起動前に調査用ファイル取得を
分散型グラフデータベース「Apache HugeGraph」に深刻な脆弱性