Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

資格情報サイトの顧客DBにランサム攻撃 - 情報流出の可能性

サイトビジットが運営するオウンドメディア「資格スクエアマガジン」で利用するデータベースが不正アクセスを受け、顧客情報が流出した可能性があることがわかった。

同社によれば、データベースが海外から不正アクセスを受けたもの。不正に書き換えられ、復旧するために仮想通貨を特定のアドレスに送信するよう要求するメッセージがのこされていた。

11月6日にデータベースへアクセスできない状態となっていることを検知。原因を調査したところ問題が判明。ポーランドや中国を発信元とするアクセスだったという。

同データベースには、2013年10月8日から2015年1月9日までに同社サービス「資格スクエア」に登録した顧客の個人情報が保管されており、今回の不正アクセスで流出した可能性がある。

(Security NEXT - 2019/12/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

CDN導入時に設定ミス、複数フォームで個人情報を誤表示 - スカイマーク
メール本文に関係者アドレスを記載、削除し忘れ流出 - 神奈川県
複数サーバでランサム被害、痕跡未確認も情報流出の可能性 - はるやまHD
テモナのEC支援SaaSに侵害の痕跡 - 攻撃経路や影響など調査
MS、「Windows Server」向けに定例外パッチ - 米当局が悪用確認
3Qの脆弱性届出は160件 - ソフトウェア製品が倍増
Dellストレージ管理製品に認証回避の脆弱性 - アップデートで修正
「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
先週注目された記事(2025年10月19日〜2025年10月25日)
地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県