3Qの脆弱性届出は160件 - ソフトウェア製品が倍増
情報処理推進機構(IPA)は、2025年第3四半期における脆弱性の届け出状況を取りまとめた。前四半期から約1.6倍に増加しており、なかでもソフトウェアに関する届け出が目立った。
同機構では「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップガイドライン」に基づき、脆弱性に関する届け出を受け付けており、同四半期の状況を取りまとめたもの。
同四半期に届け出を受けた脆弱性は160件。1就業日あたりの届け出件数は3.8件だった。100件だった前四半期から大幅に増加している。
内訳を見ると、ソフトウェア製品に関する届け出が125件で、前四半期の63件から倍増。一方ウェブサイト関連の届け出は35件で、前四半期の37件からほぼ横ばいだった。
受け付けを開始した2004年以降の累計件数は1万9645件。内訳を見ると、ウェブサイト関連が1万3416件、ソフトウェア製品が6229件となっている。

脆弱性の届出件数推移(グラフ:IPA)
(Security NEXT - 2025/10/27 )
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