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認証システム「Athenz」に脆弱性 - アップデートがリリース

Verizon Mediaが開発を手がける「Athenz」に脆弱性が含まれていることがわかった。

同製品は、ロールベースのアクセス制御機能を提供するオープンソースのソフトウェア。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同1.8.24」および以前のバージョンにオープンリダイレクトの脆弱性が含まれていることが明らかとなった。同脆弱性のCVE番号は申請中となっている。

細工したURLを用いてリダイレクトを行うことが可能となる脆弱性で、フィッシングなど悪意あるサイトへ誘導するための踏み台に悪用されるおそれがある。

同脆弱性は、角田朱生氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性を修正した「同1.8.25」がリリースされている。

(Security NEXT - 2019/12/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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