Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

HDD破壊後に台数確認なく、異常気付かず - ブロードリンク

パソコンにおける記録装置の破壊処理などを受託しているブロードリンクは、本来破壊対象である機器を元従業員が破壊前に盗み、第三者へ大量に売却していた可能性があるとして調査を進めている。

神奈川県からリース契約満了後に回収され、破壊される予定だったハードディスクを、リース会社より処分業務を受託していたブロードリンクの元従業員が業務中に盗みだし、売却していたもの。

元従業員がオークションで使用していたアカウントでは、大量の機器が売却されており、これらが同社より不正に持ち出された機器である可能性がある。

同社の調査では、2016年2月以降に元従業員がヤフーオークションやメルカリで売却した機器は7844件。このうち3904件についてはデータの記録領域がある機器だった。

(Security NEXT - 2019/12/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

都パスポートセンターの従業員が書類送検 - 個人情報記載の付箋を窃取
最大888社のPマーク審査関連資料が流出した可能性 - 複数ランサムの痕跡も
コールセンター顧客情報約900万件を不正持出、名簿業者に一部流通 - NTT西子会社
個人情報の不正持出、山田養蜂場で約400万件 - 森永乳業やWOWOWなども
農業従事者の個人情報含む書類を紛失 - 新潟県
新型コロナウイルス感染症対策事業の関連公文書を紛失 - 三重県
従業員が退職時に安全保安情報を持ち出し - 長崎の航空会社
元職員が学内資料を裏紙利用、飲食店で個人情報を紛失 - 明海大
カウンセラーが学生カウンセリング時のメモを紛失 - 帝京平成大
権限設定に不備、指導資料や名簿などが生徒から閲覧可能に - 宝塚市