Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

HDD破壊後に台数確認なく、異常気付かず - ブロードリンク

パソコンにおける記録装置の破壊処理などを受託しているブロードリンクは、本来破壊対象である機器を元従業員が破壊前に盗み、第三者へ大量に売却していた可能性があるとして調査を進めている。

神奈川県からリース契約満了後に回収され、破壊される予定だったハードディスクを、リース会社より処分業務を受託していたブロードリンクの元従業員が業務中に盗みだし、売却していたもの。

元従業員がオークションで使用していたアカウントでは、大量の機器が売却されており、これらが同社より不正に持ち出された機器である可能性がある。

同社の調査では、2016年2月以降に元従業員がヤフーオークションやメルカリで売却した機器は7844件。このうち3904件についてはデータの記録領域がある機器だった。

(Security NEXT - 2019/12/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
高校教諭が書類を車上に置いて走行、路上に散乱 - 宮城県
受託要配慮個人情報含むPC紛失、約1カ月後に回収 - 日本健康文化振興会
小学校で卒業生台帳が所在不明、鍵付金庫で保管 - 葛飾区
施設職員が個人情報含む書類を公道へ投棄 - 下川町
持ち出し緊急連絡表をメモ利用、保育士を懲戒処分 - 二宮町
窓口対応で書類紛れ、来庁者が誤って持ち帰る - 小諸市
評価記録など含む教務手帳が校内で所在不明に - 都立高校
学内向けクラウドで学生情報が閲覧可能に、権限設定ミスで - 京都府立大
中学校教諭が個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 呉市