Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

パッチ公開翌日から「PHP-FPM」への攻撃を観測 - PHP環境の情報収集も

「PHP」における「FastCGI」の実装「PHP-FPM」に脆弱性「CVE-2019-11043」が見つかった問題で、警察庁では攻撃ツールによるアクセスを10月25日以降観測しているという。

問題の脆弱性「CVE-2019-11043」は、「Nginx」と「PHP-FPM」を組み合わせた特定環境下でリモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性。10月24日に脆弱性を修正するアップデートがリリースされた。

GitHubで「実証コード(PoC)」が公開されており、同脆弱性の影響を受けやすいオープンソース「Nextcloud」の利用環境を狙い、ファイルを暗号化しようとするランサム攻撃「NextCry」なども観測されている。

警察庁によると、アップデートがリリースされた翌10月25日より脆弱なサーバを探索したり、バックドアの設置を狙うなど、脆弱性の攻撃ツールに関連するアクセスを確認しているという。

TCP 80番ポートを中心に、81番ポート、8090番ポート、8888番ポートなど、複数のポートが対象となっていた。

20191202_np_001.jpg
攻撃ツールによるアクセスの観測状況(グラフ:警察庁)

(Security NEXT - 2019/12/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

感染確認ツール「EmoCheck」に脆弱性 - Emotet収束、利用停止を
「抹茶シリーズ」に脆弱性、アップデートで修正 - OSS版は動作検証用
Palo Alto、「Cortex XSOAR」など複数製品で脆弱性を修正
「Chrome 147」が公開 - 「クリティカル」2件含む多数脆弱性を修正
開発ツール「GitLab」にセキュリティ更新 - 脆弱性12件を修正
「IBM Verify Identity Access」に脆弱性 - アップデート実施を
米当局、「Ivanti EPMM」脆弱性の悪用で米行政機関へ緊急対応を要請
「SonicWall SMA1000」に権限昇格など複数脆弱性 - 修正版を公開
「SonicWall Email Security」に複数脆弱性 - アップデートを呼びかけ
「Movable Type」に深刻な脆弱性、アップデート公開 - EOL版にも影響