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「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起

米当局は、開発言語「Erlang」のライブラリや、ウェブメール「RoundCube」などの既知脆弱性が悪用されているとして注意喚起を行った。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)が現地時間2025年6月9日、「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に2件の脆弱性をあらたに登録したもの。米国内の行政機関へ対応を求めるとともに、広く注意喚起を行った。

ひとつは、開発言語「Erlang」のライブラリ群「Erlang/OTP」に確認された脆弱性「CVE-2025-32433」。同ライブラリ内の「SSHサーバ」における認証不備の脆弱性で、悪用されると任意のコマンドが実行可能。実証コードも公開されている。

ウェブメール「RoundCube」では、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-42009」の悪用が確認された。細工されたメールによってメール受信者のセッションを乗っ取り、メールを盗聴したり、第三者に転送することが可能になる。

今回リストへの登録はなかったが、「RoundCube」に関しては、危険性が高い別の脆弱性「CVE-2025-49113」も判明しており、あわせて注意が必要となる。

(Security NEXT - 2025/06/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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