Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消

マイクロソフトは、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。ゼロデイ脆弱性を含む複数の脆弱性を解消している。

「Chromium 137.0.7151.69」「同137.0.7151.68」をベースとする「Microsoft Edge 137.0.3296.62」を現地時間2025年6月3日にリリースしたもの。「Chromium」に確認された脆弱性2件の修正が反映されている。

「CVE-2025-5419」は、「Chromium」に実装されているスクリプトエンジン「V8」に判明した域外メモリへアクセスできる脆弱性。2025年5月27日にGoogle Threat Analysis Groupより報告されたもので、すでに悪用が確認されている。

また描画エンジン「Blink」において解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2025-5068」についてもあわせて解消された。

(Security NEXT - 2025/06/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡