Androidアプリの脆弱性診断、ソニーDNAがラックに譲渡
ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ(SDNA)は、Android向けアプリの脆弱性診断サービス「Secure Coding Checker」をラックに譲渡することで合意した。
同サービスは、Androidアプリの脆弱性を診断し、問題部分や原因などを表示するSaaS型サービス。2013年にスタートした。日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)の「Androidアプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド」に準拠している。
同ツールの開発資産や運用ノウハウをラックに譲渡することで合意した。譲渡金額などは明らかにしていない。また資産譲渡にともなう技術者の移籍などは発生しないという。
SDNAでは2020年3月26日18時をもってサービスを終了し、3月31日に譲渡が完了する見込み。
これを受けて、ラックでは2020年4月より「Secure Coding Checker」の提供開始する予定。今回の資産取得により、ラックでは脆弱性診断サービスのラインナップを拡大し、利用が拡大するスマートデバイスやIoT分野へのサービス強化を図る。
(Security NEXT - 2019/11/14 )
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