重要インフラのセキュリティ向上に活用できる「ES-C2M2」に解説資料 - IPA
情報処理推進機構(IPA)は、重要インフラ事業者のセキュリティ対策に活用できる「ES-C2M2」の解説資料やチェックシートを公開した。
「ES-C2M2(Energy Sector Cybersecurity Capability Maturity Model)」は、米国エネルギー省(DoE)が発行した電力業界で活用されているセキュリティマネジメント成熟度の評価モデル。
もともと電力事業者向けに公開されたものだが、同機構は他業界を含む重要インフラ事業者で活用できる内容であると説明。国内重要インフラにおいて同モデルの活用を促進するため、解説資料やチェックシートを用意した。
同モデルを活用することで、セキュリティ対策や手法の評価や、対策の目標、改善に向けた優先順位の設定が行える。
また「ES-C2M2」にくわえて、「NERC CIP(North American Electric Reliability Corporation Critical Infrastructure Protection Standard)」「NIST IR7628 Guidelines for Smart Grid Cybersecurity」についても調査を実施し、あわせて概要を公開している。
(Security NEXT - 2019/10/21 )
ツイート
PR
関連記事
外部からの攻撃でシステム障害、一部授業に影響 - 中村学園大
8月のDDoS攻撃件数、前月比1.3倍 - 50Gbps超の攻撃も
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
Doxense製プリントサーバ管理ソフト「Watchdoc」に深刻な脆弱性
構成管理ツール「Chef Automate」に深刻な脆弱性 - 9月初旬に修正
「Rancher Manager」に脆弱性 - フィッシング悪用や情報漏洩のおそれ
メールセキュ製品「Libraesva ESG」に脆弱性 - すでに悪用も、国家関与か
仮想化基盤「vCenter Server」「NSX」に脆弱性 - アップデートが公開
小学校で指導要録の一部紛失、保存区分取り違え誤廃棄か - 西宮市
ネットバンク不正送金被害が大幅減 - 平均被害額は高水準