ランサムに感染、データ損害は確認されず - シミックグループ
医薬品の開発支援事業を展開するシミックグループは、サーバがランサムウェアに感染し、システム障害が発生したことを明らかにした。
シミックホールディングスによれば、9月9日未明にサーバがランサムウェアへ感染していることを確認した。
同社は、通常通り稼働しつつ、復旧作業をすすめ、同月17日の時点でほぼ復旧を終えた。週内には復旧作業を完了する見込み。今回のマルウェア感染にともなう情報の外部流出やデータの毀損などは確認されていないという。
メールサーバへのマルウェア感染も確認されておらず、メール経由でランサムウェアが拡散する可能性についても否定している。
同社では、今回の問題を受けてマルウェアの検出強化や、常時監視を実施。セキュリティを強化し、再発防止に取り組むとしている。
(Security NEXT - 2019/09/18 )
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