パズル通販サイトに不正アクセス - 顧客の問い合わせで判明
ジグソーパズルを取り扱う通信販売サイト「ビバリーホームページ」が不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報が流出した可能性があることがわかった。
同サイトを運営するビバリーによれば、不正アクセスによりウェブサイトが改ざんされ、決済時に偽のクレジットカード情報入力ページへ誘導される状態に陥ったもの。システムの脆弱性を突かれたという。
5月15日に顧客からクレジットカード決済の不具合について問い合わせがあり、調査を行ったところ、偽ページへの誘導を確認。その後外部事業者による調査を行っていた。
流出の可能性があるのは、5月8日から同月15日までの間に、クレジットカードで商品を購入した顧客情報8件。クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードなどが含まれる。
同社では、7月末に個人情報保護委員会と警察へ報告した。対象となる顧客には、書面により案内し、心当たりのない請求などが行われていないか注意を呼びかける。同サイトについては、システムを改修し、セキュリティ対策と監視体制の強化を行ったうえで再開する予定。
(Security NEXT - 2019/09/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
個人情報流出の可能性、委託先のゼロデイ攻撃被害が影響 - 法政大
郡上八幡の特産品扱う通販サイトが不正アクセス被害
すかいらーく「テクアウトサイト」 - クレカ情報流出の可能性
機器から奪われた管理者アカウントで侵害受ける - ミネベアミツミ
ゼロデイ攻撃で個人情報流出の可能性 - 日鉄ソリューションズ
「愛知全県模試」受験者情報が流出した可能性 - SQLi攻撃で
MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保