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課外講座の受講者など個人情報含むUSBメモリ紛失 - 近畿大

近畿大学は、課外講座の資料請求や受講者などの個人情報が保存されたUSBメモリを職員が紛失したことを明らかにした。

同大によれば、同大通信教育部の職員がUSBメモリを紛失したもの。7月31日に紛失へ気が付き、翌8月1日に上長へ報告した。

職員は、出張にあたり学内ガイドラインに違反してUSBメモリを7月26日より持ち出していた。7月29日にUSBメモリを鞄へ入れて出勤したが、その後の所在がわからないという。学内で誤って廃棄した可能性もあるとしている。

問題のUSBメモリには、課外講座「韓国語講座」の資料請求者および受講者102人の氏名と住所が保存されていた。一部電話番号やメールアドレス、生年月日、学籍番号も含まれる。データの暗号化などは実施していなかった。

同大では、文部科学省および個人情報保護委員会へ事態を報告するとともに、対象となる関係者へ事情を説明、謝罪した。8月20日の時点で不正利用などの報告は受けていないとしている。

(Security NEXT - 2019/08/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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