Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

海賊版サイトへのアクセス抑止策に関する報告書 - 総務省

すでにフィルタリングソフトなど海賊版サイトへの対策も導入されている。一方でスマートデバイスにおける普及が比較的進んでいないことや、海賊版サイトのリストについて権利者団体による提供頻度が少ない点などを課題に挙げた。

ユーザー自身でアクセスコントロールできるしくみの有用性など、認知度の向上や関係者間における協力体制の構築など、これらを解決していく必要性があるとしている。

また今後の検討にあたっては、インターネット利用者の意識や意向を踏まえ、理解を得た上で、関係者の共通認識のもと取り組みを進めることが重要としており、民間主導の枠組みを尊重しつつ、国として支援していくことが適当とした。

(Security NEXT - 2019/08/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

クレカ会社のドメイン、「DMARC」本格運用は1割届かず
ネットバンク不正送金被害が8月下旬より急増 - わずか2カ月で上半期上回る勢い
2020年のフィッシング、3分の2が「HTTPS」対応 - 12月には半数超に
国内組織の6割が「SASE」導入に着手 - 「VPN」が46%で最多
情報流出を狙った攻撃が5割超 - 脆弱性探索も
フィッシングサイト、1カ月で5481件 - 報告数とともに最多記録を更新
フィッシングURL件数、5月も4000件台と高水準 - 報告件数は1.4万件超に
高校生のセキュリティ対処能力は上昇傾向
未成年スマホのフィルタリング使用率は4割 - 9.5ポイント減
抜け漏れないウェブのセキュリティ対策を - IPAがポイント20カ条