「HTTP/2」の実装に複数脆弱性 - DoS攻撃手法が明らかに
具体的には、データを1バイト単位で処理されるよう操作する「Data Dribble」の
脆弱性「CVE-2019-9511」や、フレームを連続的に送信する「Ping Flood」の脆弱性「CVE-2019-9512」などがある。
さらに複数のストリームに対して無効なリクエストを送信したり、SETTINGSフレームやHEADERSフレームなどを大量送信するなど、CPUやメモリのリソースの枯渇を引き起こすあわせて8種類の手法が明らかとなっている。
Apacheやnginxなど、複数開発者よりこれら脆弱性の影響についてアナウンスが行われており、セキュリティ機関では、「HTTP/2」を実装するソフトウェアにアップデートを適用するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/08/16 )
ツイート
PR
関連記事
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を

