「HTTP/2」の実装に複数脆弱性 - DoS攻撃手法が明らかに
具体的には、データを1バイト単位で処理されるよう操作する「Data Dribble」の
脆弱性「CVE-2019-9511」や、フレームを連続的に送信する「Ping Flood」の脆弱性「CVE-2019-9512」などがある。
さらに複数のストリームに対して無効なリクエストを送信したり、SETTINGSフレームやHEADERSフレームなどを大量送信するなど、CPUやメモリのリソースの枯渇を引き起こすあわせて8種類の手法が明らかとなっている。
Apacheやnginxなど、複数開発者よりこれら脆弱性の影響についてアナウンスが行われており、セキュリティ機関では、「HTTP/2」を実装するソフトウェアにアップデートを適用するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/08/16 )
ツイート
PR
関連記事
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Druid」のCookie署名に脆弱性 - アップデートをリリース
Atlassian、2025年10月の更新で脆弱性39件を修正
MFA基盤管理製品「RSA AM」にセキュリティアップデート
「LogStare Collector」に複数の脆弱性 - 最新版へ更新を
「Apache Syncope」に脆弱性 - 内部DB構成でPW特定のおそれ

