Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシングサイトの検知が急増 - 大手キャッシュレス決済をかたるケースも

BBソフトサービスは、6月に同社で検知したフィッシングサイトが約6万件にのぼり、前月の1.6倍と急増したことを明らかにした。

同社によると、6月に同社への通報や公的機関より収集したフィッシングサイトのURLは約1200件。4月の300件と比較すると約4倍の水準だった。

同社製品でフィッシングサイトを検知するケースも増えており、前月の3万6255件から2万3657件増となる5万9912件へと拡大している。

6月にもっとも多く検知されたのが、大手求人サイトをかたったフィッシングで全体の37%を占めた。次いで大手スマートフォンメーカーのIDとパスワードを詐取するケースが16%と目立つ。

さらに大手キャッシュレス決済サービスのキャンペーンをかたったケースで10%で続いた。

(Security NEXT - 2019/08/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト