dアカウントで計らず 「2段階認証」届くケースが増加 - 未設定の場合も
今回の件で、一部混乱が生じたのは、2段階認証を設定していない利用者にも、同社より2段階認証の「セキュリティコード」が届いている点だ。
同社の説明によると、信頼できない端末からのアクセスなど、アカウントが不正利用されるリスクが高まったとシステム側で判断した場合に、不正利用を防止するため、自動的に2段階認証を有効化しているという。
その影響から、2段階認証を設定していない利用者にも、思いがけず登録メールアドレス宛に「セキュリティコード」が届く結果となった。
今回の攻撃は「ID」のみを用いた不正なアクセスだが、裏を返すとすでに攻撃者が「ID」を何らかの方法で入手していることを示しており、今後パスワードリスト攻撃などに発展する可能性もあると同社は説明。
心当たりのない「セキュリティコード通知」が届いた場合は、2段階認証の設定を「強(推奨)」に設定するとともに、IDやパスワードについても変更するなど、利用者に対策を呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/07/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年8月3日〜2025年8月9日)
夏季休暇に備えてセキュリティ対策の見直しを
先週注目された記事(2025年7月27日〜2025年8月2日)
DBD攻撃で拡大、ランサムウェア「Interlock」に警戒を
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
先週注目された記事(2025年7月6日〜2025年7月12日)
「DMARC」運用に取り組む大学、5割届かず
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係
先週注目された記事(2025年5月11日〜2025年5月17日)
先週注目された記事(2025年5月4日〜2025年5月10日)