dアカウントで計らず 「2段階認証」届くケースが増加 - 未設定の場合も
第三者により不正な操作が試行され、「dアカウント」の利用者に身に覚えのない2段階認証の「セキュリティコード」の通知が届くケースが増加している。利用者が2段階認証を設定していない場合も届くケースもあるという。
NTTドコモによれば、7月17日前後より第三者のなりすましによる不正アクセスが増えたことから、利用者のもとに2段階認証を行うための「セキュリティコード」が通知されるケースが増加したという。7月18日の時点で問い合わせは601件にのぼる。
具体的な攻撃手法や規模については、セキュリティ上の問題を理由に非公表としているが、今回の攻撃手口は、IDのみ用いた不正アクセスで、「IDとパスワードによる認証が突破されたものではない(同社広報)」としている。
同社より送信された2段階認証の「セキュリティコード」が届いた段階では、認証には成功していないとし、利用者に対して冷静な対応を呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/07/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年11月2日〜2025年11月8日)
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
先週注目された記事(2025年10月19日〜2025年10月25日)
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
政府、豪主導の「防御可能なアーキテクチャ」国際ガイダンスに署名
米当局、脆弱性悪用リストに「Oracle EBS」など5件追加
米政府、国家支援攻撃者によるF5侵害受け緊急指令
「Rapid7」「SKYSEA」など脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米当局
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減

