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教員が都システムから収集したメアド宛にセミナー案内 - 明海大

過去に都立高校へ勤務していた明海大学の教員が、都の情報ネットワークから収集したメールアドレスを使用し、セミナーの案内メールを送付していたことがわかった。

同大によれば、同大教員は3月まで都立高校に勤務していたが、在任当時に都の東京都高度情報化推進システム(TAIMS)より教職員のメールアドレスを収集。都立高校に務める英語科教員のメーリングリストを作成していた。

今回、同教員が同メーリングリストを利用して、約1500人の教員に対し、同大が8月に実施する「英語授業改革セミナー」の案内文を送付したことが明らかになったという。

同大では同教員を厳重注意とし、メーリングリストの削除を指示。また、全教職員に対し個人情報の適切な取り扱いについて研修を実施するとしている。

(Security NEXT - 2019/07/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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