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2019年2Qは「フィッシング」「マルウェアサイト」が増加

次いで多かったのは、「スキャン」で1216件。前四半期の2165件から44%減となった。

一方「マルウェアサイト」は292件で、前四半期の136件から115%増と大きく上昇。「ウェブサイト改ざん」も前四半期から12%増となる256件だった。

「標的型攻撃」は1件で、前四半期の6件から減少。「制御システム関連」については、前四半期から引き続き報告はなかった。

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2019年第2四半期のインシデント報告の状況(表:JPCERTコーディネーションセンター)

(Security NEXT - 2019/07/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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