「7pay」が全面的にチャージ停止 - 「7iD」のPW再設定機能は修正中
セブン&アイグループが7月1日より提供開始したバーコード決済サービス「7pay」において、不正利用の被害が発生している問題で、同社はチャージ機能や新規登録を停止した。
同社によれば、7月2日夕方ごろにサポートセンターへ不正利用の報告が寄せられ、調査を行ったところ、翌3日に複数の被害が発生していることが判明。ほとんどがアクセスが中国など海外のIPアドレスだったことから海外からのアクセスを制限した。
同決済サービスでは、クレジットカードやデビットカードのほか、店頭、ATMを利用した現金、nanacoポイントなど複数のチャージ手段を提供しているが、同月3日にクレジットカードおよびデビットカードを利用したチャージを停止。
さらにクレジットカードやデビットカード以外のチャージ機能についても、翌4日14時よりすべて停止した。くわえて「7pay」の新規登録についても同日18時過ぎに停止している。
すでにチャージした分は引き続き決済に利用できるが、あらたなチャージを行えなくすることで、被害の拡大を抑制しつつ、正規利用者の利便性を確保したいとしている。
(Security NEXT - 2019/07/04 )
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