Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「BIND 9」にリモートより悪用可能な脆弱性 - アップデートが公開

「BIND 9」に、リモートより悪用可能な脆弱性が含まれていることが明らかになった。アップデートが提供されている。

「BIND 9」で名前解決時に受信した不正な応答パケットを破棄する際、アサーションエラーが発生し、サービス拒否に陥るおそれがある脆弱性「CVE-2019-6471」が明らかとなったもの。

脆弱性の重要度は「中(Medium)」とレーティングされている。悪用は確認されていないという。

Internet Systems Consortium(ISC)では、脆弱性を修正した「同9.14.3」「同9.12.4-P2」「同9.11.8」をリリース。脆弱性の公表を受け、日本レジストリサービス(JPRS)やJPCERTコーディネーションセンターなど関係機関もセキュリティアドバイザリを公表し、利用者へ注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/06/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Atlassian、3月の月例アドバイザリを公開 - 脆弱性24件に対応
「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を解消
「WebAssembly」のランタイム「Wasmi」に脆弱性
「GarageBand」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正
「JSONata」にプロトライプ汚染の脆弱性 - アップデートにて修正