不正ログインで狙われるゲームアカウント - RMTで換金
米Akamai Technologiesは、ゲームサイトを標的とした不正ログイン攻撃が、過去17カ月で少なくとも約120億件発生していたことを明らかにした。
外部へ流出したアカウント情報を流用し、本人になりすましてログインを試みる「パスワードリスト攻撃」について同社の観測動向を取りまとめたもの。
同社によると、2017年11月から2019年3月までの17カ月間に同社が観測したボットによる不正ログインは約550億件。そのうち約120億件がゲームサイトを標的とした攻撃だった。
攻撃の発信国を見ると、全業種では「米国」が最多だが、ゲームサイトに限定すると、約26.7億回にのぼる「ロシア」がもっとも多く、「カナダ」が約14.8億回、米国が約14.3億回で続く。
次いで「ベトナム(約6.2億回)」、「インド(約6億回)」が多かった。「日本」は16番目だという。
(Security NEXT - 2019/06/17 )
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