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PHPにヒープバッファーフローなど複数の脆弱性 - アップデートが公開

PHPの開発チームは、最新版となる「PHP 7.3.6」「同7.2.19」「同7.1.30」をリリースした。

いずれもセキュリティアップデートと位置付けており、「同7.3.6」「同7.2.19」に関しては、セキュリティ以外のマイナーな修正も含まれる。

今回のアップデートにおいて、CVE番号が割り当てられている脆弱性は3件。特定関数におけるヒープバッファーフローの脆弱性「CVE-2019-11040」に対応した。

さらに特定関数において初期化されない脆弱性「CVE-2019-11038」や域外のメモリを読み込む脆弱性「CVE-2019-11039」を修正している。

開発チームでは、各系統の利用者に対し、最新版へのアップデートを推奨している。

(Security NEXT - 2019/06/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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