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医師を偽装した不正メールの特徴を公開、注意を喚起 - 東京都保健医療公社

医師のメールアカウントが不正アクセスを受けた問題で、東京都保健医療公社は同医師をかたる悪意あるメールの特徴を公開し、注意を呼びかけた。

多摩北部医療センターの医師が利用するメールアカウントが不正アクセスを受け、個人情報の流出や医師になりすました第三者によるメール送信などが確認されたもの。端末がマルウェアに感染した可能性も含め、同法人では原因や経緯、被害の状況など詳細について調査を進めている。

また今回の不正アクセスでは、医師を装ったメールが送信されていることから、5月24日の時点で確認されているメールの特徴を公開。あらためて注意を喚起した。

現在確認されているメールでは、メールヘッダの差出人に医師の氏名を記載。一方メールアドレスのドメインは、同法人以外のドメインが用いられていた。メールアドレスはメールごとに変更されているという。

(Security NEXT - 2019/05/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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