佐川急便の会員サービスで不正ログイン - アクセスを一時制限
宅配大手の佐川急便は、同社会員サービス「スマートクラブ」において、第三者が正規利用者になりすました不正アクセスを検知したことを明らかにした。
同社によれば、10月15日17時半ごろから20時半ごろにかけて、第三者が正規利用者になりすましてログインを試みる攻撃が行われたという。
第三者が同社以外より入手したIDとパスワードを使用してログインを試行したものと見られ、実際にアカウントでログインを許していた。同社は対象者に個別で連絡を取っている。
同社では攻撃の発信元であるIPアドレスを特定し、アクセスを遮断。あわせて「スマートクラブ」のマイページ機能に対するアクセスを制限した。同社サーバや業務システムにおける影響などは確認されていない。
同社では8月にも同サービスにおいて同様の不正アクセスを検知し、他サービスと同じパスワードを使いまわしている場合などは変更するよう利用者に注意を喚起していた。
同社はあらためて注意を呼びかけるとともに、今後サービスを再開した際は、パスワードを変更し、二段階認証を設定するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2025/10/16 )
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