GoogleなどのFIDO対応認証キーに脆弱性 - iOSでは特に注意を
今回の問題を受け、GoogleやFeitian Technologiesでは交換プログラムを開始。国内で「MultiPass FIDO Security Key」を展開する飛天ジャパンも、Feitian Technologiesに交換品の手配を進めており、購入者に対してはメールで連絡を取るとしている。
各社は、脆弱性の悪用には条件があり、フィッシング対策には引き続き有効であることから、2要素認証を中止したり、SMSなどを利用した2要素認証を利用するより、交換品が到着するまでの間も同製品を引き続き利用した方が安全性は高いと説明。
9メートル以内に人がいない環境で利用し、ログイン後はペアリングを解除するといった緩和策を案内。冷静な対応を呼びかけている。
ただし、「iOS」に関しては、5月13日にリリースされた「iOS 12.3」にアップデートすると、交換前のキーは利用できなくなると説明。サインインができなくなるため、注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/05/20 )
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