GoogleなどのFIDO対応認証キーに脆弱性 - iOSでは特に注意を
GoogleやFeitian Technologiesが提供するFIDO対応のセキュリティキーに脆弱性が含まれていることがわかった。交換プログラムが開始されている。
Feitian Technologiesが提供する「MultiPass FIDO Security key」の「Bluetooth Low Energy(BLE)」対応製品に脆弱性が明らかとなったもの。同製品は、OEM供給を受けているGoogleが「Titan Security Key」として販売している。
「Bluetooth」でペアリングする際のプロトコル設定に誤りがあり、同製品が第三者の端末に接続し、認証に利用されるおそれがある。「USB」や「NFC」で接続する製品に関しては影響を受けない。
脆弱性を悪用するには、攻撃対象となるアカウントのパスワードなどを事前に入手し、さらに同製品から約9メートル以内で、同製品で2要素認証を行うタイミングで攻撃をしかける必要がある。
(Security NEXT - 2019/05/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
CMS「Drupal」の二要素認証モジュールに認証回避のおそれ
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開