ウェブアプリケーションフレームワーク「Symfony」に複数の脆弱性
ウェブアプリケーションフレームワーク「Symfony」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。開発チームはアップデートをリリースしている。
サービスIDのチェックに問題があり、リモートより任意のコードを実行されるおそれがある「CVE-2019-10910」や、細工した「Cookie」によりなりすましが可能となる「CVE-2019-10911」が判明。
またPHPテンプレートエンジンにおける「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2019-10909」、HTTPメソッドにおける検証不備の脆弱性「CVE-2019-10913」、入力値の検証が不十分である「CVE-2019-10912」などあわせて5件の脆弱性が明らかとなった。
開発チームでは、これら脆弱性を修正した「同4.2.7」「同4.1.12」「同3.4.26」「同2.8.50」「同2.7.51」をリリース。アップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/04/19 )
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