Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開

ConnectWiseのリモートアクセスツール「ScreenConnect」に脆弱性が判明し、アップデートがリリースされた。悪用されるリスクが高いとして、早急に更新するよう呼びかけている。

「ASP.NET Web Forms」が利用するViewState機能において、コードインジェクション攻撃を受けるおそれがある脆弱性が明らかとなったもの。

「マシンキー」の取得にはシステムレベルのアクセス権限が必要となるが、「マシンキー」が漏洩すると、サーバ上でリモートよりコードを実行されるおそれがある。

アドバイザリのリリース時点でCVE番号については示していない。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアについては「8.1」と評価。重要度を「重要(Important)」とレーティングした。

同社は今回の脆弱性について、「ASP.NETフレームワーク」の「ViewState」を利用するすべての製品に影響を及ぼすおそれがある問題と説明している。

(Security NEXT - 2025/04/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正