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ノートルダム大聖堂の火災、便乗サイバー攻撃に注意

フランスのノートルダム大聖堂で発生した大規模な火災。再建に向けて大手企業を中心に寄付が始まっているが、便乗するサイバー攻撃に警戒が必要だ。

火災は現地時間4月15日から翌16日にかけて発生。フランスのマクロン大統領は、早期再建に向けた声明を発表した。

世界遺産で発生した大きな被害に対し、大手企業などが寄付に名乗りを挙げているほか、国内でも一部募金活動などの動きが出ている。火災からわずか1日で寄付金は数億ユーロにのぼると見られる。

災害発生時など、人々の関心が高まった際に注意が必要なのが善意につけ込むサイバー攻撃だ。

金銭をだまし取る詐欺、個人情報を詐取するフィッシングのほか、関連情報などに見せかけて不正なファイルを送りつけ、マルウェアに感染させる攻撃などが発生する可能性がある。

(Security NEXT - 2019/04/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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