Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MSが新元号対応を説明、API連携などにも注意喚起 - 危険な実装例も

日本マイクロソフトは、5月1日に控えた改元にあたり、月例の更新プログラムを通して新元号対応するとし、事前準備などを呼びかけている。また利用者の環境で独自の実装を行っている場合、更新プログラムでは対応できずに影響を受けるおそれがあるとして注意を喚起した。

同社における新元号への取り組みを明らかにするとともに、トラブルを避けるため、事前準備などを呼びかけたもの。

同社では「Windows」「Office」「.NET Framework」において、一部仕様の見直しなど段階的に準備を進めているが、最終的には月例の更新プログラムで対応する予定。

同社は事前準備として、システムが破損していないか確認した上で、新元号の対応に向け事前に最新の更新プログラムを適用した状態にしておくことを推奨。新元号公表後には更新プログラムを適用するよう求めている。またウェブなどを通じて発信する最新情報を参照するよう求めた。

(Security NEXT - 2019/03/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

MS、4月の月例パッチで脆弱性147件に対応 - 1件は悪用済み
「Exchange Server」の脆弱性、すでに悪用 - MSが2月のパッチ情報を更新
MS、2月の月例セキュリティ更新をリリース - ゼロデイ脆弱性2件に対応
MS、2024年最初の月例セキュリティパッチを公開
「Barracuda ESG」に再びゼロデイ脆弱性 - 外部ライブラリに起因、利用者は注意を
MS、月例パッチを公開 - 34件の脆弱性に対応
Windowsの警告機能を回避する既知脆弱性 - 悪用に注意
MS、11月の月例セキュリティパッチを公開 - 複数ゼロデイ脆弱性を修正
米政府、脆弱性「Citrix Bleed」についてガイダンスを公開
「JVN iPedia」の登録数、前四半期比3.7倍に - 前年分公開の影響で