MSが新元号対応を説明、API連携などにも注意喚起 - 危険な実装例も
日本マイクロソフトは、5月1日に控えた改元にあたり、月例の更新プログラムを通して新元号対応するとし、事前準備などを呼びかけている。また利用者の環境で独自の実装を行っている場合、更新プログラムでは対応できずに影響を受けるおそれがあるとして注意を喚起した。
同社における新元号への取り組みを明らかにするとともに、トラブルを避けるため、事前準備などを呼びかけたもの。
同社では「Windows」「Office」「.NET Framework」において、一部仕様の見直しなど段階的に準備を進めているが、最終的には月例の更新プログラムで対応する予定。
同社は事前準備として、システムが破損していないか確認した上で、新元号の対応に向け事前に最新の更新プログラムを適用した状態にしておくことを推奨。新元号公表後には更新プログラムを適用するよう求めている。またウェブなどを通じて発信する最新情報を参照するよう求めた。
(Security NEXT - 2019/03/07 )
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