NTTコム、セキュリティ強化した翻訳サービス - 専有環境で処理、辞書など暗号化
NTTコミュニケーションズは、翻訳プラットフォームサービスにおいて、セキュリティを強化した「エンタープライズプラン」を提供開始した。
「COTOHA Translator」は、ニューラルネットワークを用いた機械翻訳技術をはじめ、日本語解析技術、およびみらい翻訳と情報通信研究機構(NICT)が共同開発した翻訳エンジンを活用した翻訳サービス。
今回追加したエンタープライズプランでは、利用者がアップロードしたファイルや翻訳結果のほか、利用者が登録した辞書やログインIDとパスワードなどの情報をすべて暗号化。翻訳処理中に一時的に抽出されたテキストログは保持せず、翻訳結果は利用者の指定期間経過後、自動的に削除する。
翻訳エンジンを含め、処理に関わるサーバ群すべてを利用者ごとの専有環境として提供。セキュリティの向上だけでなく、翻訳速度の安定性も増したとしている。
現在、英語と中国語に対応しているが、2019年度の第1四半期には多言語への対応を予定している。
(Security NEXT - 2019/02/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
MS 365環境のセキュリティ運用を自動化するサービス - ラック
約70項目を調査するメールセキュリティ評価サービス - 緊急脆弱性の通知も
NASにランサム感染想定した機能などを追加 - バッファロー
米Acronisのデプロイソリューション最新版をリリース - ラネクシー
警察庁が開発した「Lockbit」復旧ツール、複数被害で回復に成功
ランサムウェア「Conti」亜種に対応した復号ツールを公開 - カスペ
米政府、ランサムウェア「ESXiArgs」の復旧ツール - 十分理解して使用を
企業向けに「セキュアID SIM」を提供 - 日本通信
セキュア開発が学べる無料オンラインコンテンツ - Linux Foundation
パスロジ、ファイル送受信用の暗号化サービス - 個人は無料