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IoT製品のファームウェア用脆弱性調査ツール - ソースコードに非依存

ソリトンシステムズは、IoT製品のファームウェアにおける脆弱性調査を行うためのプラットフォーム「Centrifuge」を提供する。

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製品の概要(画像:ソリトン)

同製品は、Refirm Labsが開発を手がける脆弱性調査プラットフォーム。

ソースコードに依存せず、コンパイル済みのファームウェアからコンポーネントを抽出。クラウドベースのプラットフォーム上で脆弱性や暗号鍵、バックドアなどの状態を自動的に解析し、レポートを提供する。

あらたに脆弱性情報が発行された場合にアラートを受信し、継続的に監視を行うことが可能。重要度に応じて警告を行えるほか、ファームウェアを構成するソフトウェアを確認できる。

サポートOSは「Linux」「QNX」「Android」で、今後は、「UEFI」「VxWorks」などをサポートする予定。価格は121万5000円から。

(Security NEXT - 2019/01/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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